mentoの料金が気になっているものの、コーチごとに価格が異なる仕組みや継続前提のサブスク型という性質から「結局いくらかかるのか」が見えにくいと感じる人は多い。本記事ではmentoの料金体系を、公式サイトの記載と実際の利用者口コミをもとに整理する。プラン別の月額目安・コーチによる価格差・他社サービスとの比較・申込みの流れまで踏み込み、申込前の最終判断材料として使えるレベルでまとめた。
mentoの料金は月額3万円台〜10万円超まで幅広く、コーチの実績と契約形態で大きく変動する。無料体験セッションでコーチと相性を確認したうえでプランを決める流れが標準だ。
mentoの料金:結論
結論からいえば、mentoの料金は「コーチごとに設定されるためレンジが広い」ものの、標準的な契約は月2回・60分セッションで月額5〜7万円前後に収まるケースが中心とみられる。回数券方式ではなく、3〜6か月の継続契約を前提にした月額サブスクリプション型が主流であるため、単発でお試しのコーチングを受ける用途には向かない。
| プラン区分 | セッション頻度 | 月額の目安 | 想定継続期間 |
|---|---|---|---|
| ライト | 月1回・60分 | 公式サイトで確認 | 3か月〜 |
| スタンダード | 月2回・60分 | 公式サイトで確認 | 3〜6か月 |
| プレミアム | 月2〜4回・60分 | 公式サイトで確認 | 6か月〜 |
| 無料体験 | 1回・約60分 | 0円 | 申込前 |
料金プランは改定されることがあります。最新の金額と提供形態はmento公式サイトでご確認ください。
料金の幅が大きい理由は、mentoがマッチング型のコーチングプラットフォームであり、登録するプロコーチが自身の経歴・実績に応じて価格を設定するためだ。エグゼクティブ層向けに月10万円超を提示するコーチもいれば、若手コーチなら月3万円台で受けられるケースもある。
mento公式サイトによると、登録コーチは国際コーチング連盟(ICF)認定資格保有者を含むプロフェッショナルで構成されており、料金は各コーチが個別に設定する仕組みとなっている。
出典: mento公式サイト(2026年現在)
- 料金はコーチ個別設定で月3万円〜10万円超まで幅広い
- 契約は月額サブスク型が中心で単発利用は不可
- 申込前に無料体験セッションで相性確認できる
mentoとは(基本情報)
mentoはmento株式会社が運営する、日本国内最大級のパーソナルコーチングプラットフォームである。2018年のサービス開始以降、累計1万人超の利用者にコーチングセッションを提供してきた実績があり、キャリアの停滞感や仕事のモヤモヤを言語化したい層から支持を集めている。
コーチング市場は欧米で先行して発展した分野で、日本でも近年は管理職向け1on1の補完や、副業・転職を見据えたキャリア棚卸しの場として活用されるケースが増えている。mentoはそうした個人向けコーチングの需要をオンラインで完結できる仕組みとして整備した点が特徴だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | mento株式会社 |
| サービス開始 | 2018年 |
| 提供形態 | オンラインコーチング(Zoom等) |
| 対応領域 | キャリア・働き方・人間関係・自己理解 |
| セッション時間 | 1回60分が標準 |
| 無料体験 | あり(60分・1回) |
| 支払方法 | クレジットカード |
mentoが扱うコーチングのテーマは幅広い。転職を急いでいるわけではないがキャリアを再設計したい人、副業を始めたいが何から手をつけるべきか整理できていない人、マネジメント職になり1on1の壁打ち相手を持ちたい人など、悩みの粒度はさまざまだ。一方で、医療的なメンタルケアや就業規則上のトラブル相談は対象外で、その場合は産業医や労務専門家に相談する流れになる。
料金水準は決して安価ではないが、転職エージェントが企業からの成功報酬で動く構造とは異なり、利用者がコーチに直接対価を支払う形式のため、提案の中立性が担保されやすい点が支持されている。
料金の詳細
プランは「月額サブスク」が基本
mentoは1セッション単発購入型ではなく、月単位の継続契約を前提に料金が設計されている。多くのコーチが「月1回プラン」「月2回プラン」を提示しており、月2回プランがスタンダードとされる。理由は、コーチング効果の発現には最低でも3か月程度の継続が必要とされる業界知見があるためで、月1回ペースだと前回内容の振り返りで時間が消費されてしまうからだ。
コーチ別に価格が変わる仕組み
mentoの最大の特徴であり、料金がわかりにくい原因でもあるのがコーチごとに価格が異なる点だ。具体的には次のような価格帯に分布する傾向がある。
- 若手・新規登録コーチ: 月2回で5万円前後
- 中堅・指名件数の多いコーチ: 月2回で6〜8万円台
- エグゼクティブ向けコーチ: 月2回で10万円超
- 特定領域(副業/独立)に特化したコーチ: 月1回でも7万円超のケースあり
- ICF認定資格保有者: プレミアム価格帯になる傾向
初期費用・入会金は不要
mentoには入会金や事務手数料は設定されていない。発生する費用はコーチとの月額契約料のみで、契約期間中に追加でオプション費を請求されることもない。ただし契約途中でのコーチ変更を行う場合は次月から新コーチの料金体系に切り替わるため、価格差がある場合は月額が変動する。
支払い方法と請求サイクル
支払いはクレジットカード決済が基本で、毎月自動で引き落とされる。決済タイミングは契約開始日を基準にした月次サイクルで、解約は翌月分の請求が発生する前(=次回決済日の数日前まで)に手続きする必要がある。解約金や違約金は設定されていないのが一般的だが、コーチによっては最低契約期間を3か月とする場合があるため事前確認が望ましい。
法人プランは別建て
mentoは個人向けに加え、企業の管理職・若手育成向け法人プランも提供している。法人契約では複数名分のコーチング枠をまとめて購入し、HR部門経由で従業員に配布する形式が多く、料金は個別見積もりとなるため公式サイトからの問い合わせが必要だ。
note等で公開されている利用者レポートでは「半年間継続して月6万円のスタンダードプランを利用した結果、思考の言語化スピードが上がり転職活動の自己PR作成が大幅に楽になった」という声が複数報告されている。
出典: note等での利用者口コミ要約(2026年時点)

他サービス比較
mentoの料金が高いか安いかを判断するには、同じくキャリア・自己理解領域を扱うコーチングサービスとの比較が欠かせない。料金だけでなくコーチング期間や提供形態を含めて見ると違いが明確になる。
| サービス | 料金目安(月額) | セッション | 特徴 |
|---|---|---|---|
| mento | 3〜10万円超 | 月1〜4回・60分 | コーチ個別価格、領域横断 |
| ポジウィルキャリア | 総額40〜80万円台 | 期間契約・35〜75日等 | キャリア特化、買い切り型 |
| マジキャリ | 総額40〜90万円台 | 期間契約・35〜75日等 | 転職支援連動、買い切り型 |
| キャリート | 総額30〜60万円台 | 期間契約 | HSP・自己理解強め |
| ストアカ等のスポット | 1回5,000〜2万円 | 都度予約 | 単発体験向き |
比較から見えるのは、mentoは「月額制で柔軟に継続/中断できる」点が他社との差別化要因になっているということだ。ポジウィルキャリアやマジキャリは数十万円規模を一括で支払う買い切り型で、明確に転職を意識した期間契約に近い。一方mentoは月単位で続けられるため、転職を急がないキャリア整理や、長期的な自己理解の伴走に向く。
総額で見ると、mentoのスタンダードプランを6か月続けた場合は約30〜42万円となり、ポジウィルキャリア等の短期集中プランより安価に収まる計算になる。ただし1年・2年と継続すれば総額は買い切り型を上回るため、ゴール設定と期間設計が料金最適化の鍵になる。
- 短期集中で転職に直結させたい→ポジウィルキャリア/マジキャリ
- 継続的にキャリア・人生設計を伴走→mento
- まずは1回試したい→スポット型サービス
申込・利用の流れ
mentoの申込みから初回セッションまでの流れはシンプルで、最短で申込み当日中に体験予約まで完了できる。料金が発生するのは有料プラン契約に同意した後で、無料体験セッションの段階では費用は発生しない。
- STEP1: mento公式サイトで無料会員登録(メールアドレスのみ)
- STEP2: 質問項目に答えて悩みのテーマ・希望条件を入力
- STEP3: コーチ一覧から経歴・専門領域・料金を見て候補を選定
- STEP4: 無料体験セッションを予約(60分・オンライン)
- STEP5: 体験後、継続するならプランを選びクレジットカード登録
- STEP6: 月次でセッションを実施しながら振り返りシートで進捗管理
無料体験では、その場でいきなり契約を求められることはないと公式に明示されている。複数コーチと体験セッションを行ってから決めることも可能で、コーチとの相性確認に時間をかけられるのはmentoの良心的な設計といえる。
契約後は専用のマイページから次回予約・コーチへの連絡・領収書発行などが完結する。万一スケジュール変更が発生した場合も、原則前日までであれば無償で日程変更が可能だ。途中解約も次回決済日前に手続きすれば違約金は発生しないため、合わなかった場合のリスクは月額1回分に限定される。
よくある質問
ここからはmentoの料金まわりで特に質問が多い項目を、公式情報と利用者の声をもとにまとめる。
Q1. mentoの料金は本当にコーチごとに違うのですか?
A. はい、mentoは登録コーチが自身の経歴・資格・指名状況に応じて価格を設定する仕組みです。同じ「月2回プラン」でもコーチによって5万円〜10万円超まで差があり、検索画面で価格・領域・経歴を確認したうえでマッチングする流れになります。気になるコーチが複数いる場合は無料体験を活用して比較するのが定石です。
Q2. 無料体験セッションだけ受けて契約しなくても大丈夫ですか?
A. 問題ありません。mentoの無料体験は文字どおり費用が発生せず、その場で有料契約を強要されることもないと公式に明示されています。複数コーチと体験を行ってから比較することも可能で、合わなければ契約しない選択ができます。クレジットカード登録は有料プラン申込時に初めて行います。
Q3. 月の途中で解約したら日割りで返金されますか?
A. 多くのコーチは月単位の契約で、月の途中での日割り返金は行わない運用が一般的です。代わりに、次回決済日前に解約手続きをすれば翌月分の請求は発生しません。残っているセッション分は当月内に消化する形になるため、解約タイミングは決済日基準で調整するのが損のないやり方です。
Q4. mentoの料金は経費にできますか?
A. 個人事業主・フリーランスの場合、事業との関連性が説明できれば研修費や教育費として経費計上できる可能性があります。会社員の場合は基本的に自己負担となりますが、企業によっては自己啓発支援制度の対象となるケースもあるため、まず勤務先の制度を確認することをおすすめします。判断に迷う場合は税理士に相談してください。
Q5. ポジウィルキャリアやマジキャリと比べてmentoは安いですか?
A. 短期総額で比べるとmentoの方が抑えられます。mentoのスタンダード月2回プラン6か月でおよそ30〜42万円、ポジウィルキャリアやマジキャリは短期集中で総額40〜80万円台です。ただし1年以上継続するとmentoの方が総額で上回る可能性もあります。「短期決戦の転職特化」ならポジウィル系、「継続的な自己理解・キャリア設計」ならmentoが向きます。
Q6. コーチ変更は追加料金がかかりますか?
A. コーチ変更自体に変更手数料はかかりません。ただし新しいコーチの料金が以前より高い場合、翌月分から新料金が適用されます。逆に安いコーチに切り替えれば月額負担を下げることも可能です。相性は最初の体験で完全に判断できないこともあるため、合わないと感じたら早めに切り替える判断が結果的に料金の最適化につながります。
まとめ:mentoの料金は「継続前提」で考える
mentoの料金は月3万円台〜10万円超までコーチによって幅があるが、標準的には月2回プランで5〜7万円前後に収まる。月額サブスク型のため初期費用は不要で、合わなければ翌月解約できる柔軟性がある一方、コーチング効果を引き出すには3〜6か月の継続が前提となる。まずは無料体験セッションで複数コーチを比較し、自分のテーマに合うコーチを見つけてからプランを決めるのが、最も料金を無駄にしない使い方だ。
projin career 編集部 / キャリアメディア編集部 (運営: 株式会社Radineer)
本記事はprojin career編集部が、各サービス公式情報と公的統計を基に編集した内容です。
